4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/30(月) 02:25:38.55 ID:J1QPXc+a0
「フゴッ!?」
突然の大声がラボに鳴り響いた。
その声に体はビクンッと跳ね、気持ちよく昼寝をしていた俺はその声に叩き起こされる。
何事だ!?と辺りを見回す。
目に映るのは二つの光景。
一つは快晴による日の光が充分に射し込んだ綺麗なラボ。
もう一つは椅子がひっくりかえるんじゃないかと思うほど、
背を預け両手を掲げグルグルと椅子ごと回っている醜いダルの姿が映る。
ふざけんな。
岡部「おいダル!うるさいぞ!!我が眠りを妨げるとはどういう了見だ?静かにしろ!!!」
ダル「だが断る!これが静かにしてられるかお!!あの神アニメがニコニコで全話一挙無料配信とか胸が熱くなりすぎて世界がヤバい!」
お前がヤバいだろ……。
わかったら静かにしてくれ……徹夜明けで俺は眠いんだよ……後お前いつからニコ厨になった?」
昨日と今日をまたいで新たな未来ガジェット制作に貴重な休みを使っている俺の苦労をわかってくれ。
ダル「オカリンはわかってないお!もはやアニメ史を超え、ネットを超え、社会現象になり、
いずれは世界に羽ばたくこの神アニメをまた鑑賞できるなんて……僕はニコ厨になってでも見るのを止めない!!
プレミアム会員にもなる覚悟が完了してるお!」
岡部「またと言うからには以前やったアニメなんだな?ということは事前に全話録画済みなんだろ?
だったら家でもラボででも、いつでも見ればいいではないか。そんな騒ぐようなことか?」