シュタゲSS

岡部「ネタが思いつかん……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/28(月) 10:06:36.71 ID:GruI7hr70
岡部「はぁ……」

紅莉栖「どうしたの?ため息なんかついちゃって」

岡部「ネタが……アイデアが思いつかんのだ」

紅莉栖「ネタ?未来ガジェットの?」

岡部「いや、SSのだ」

紅莉栖「はぁ?」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/28(月) 10:11:06.24 ID:GruI7hr70
紅莉栖「何言ってるのか意味不明なんだけど」

岡部「何度も言わせるな。シュタゲSSのネタが思いつかないと言っている」

紅莉栖「最近やけにPCに張り付いてると思ったら、お前SS書いてたのか!」

岡部「やってみると意外と面白いものだぞ」

紅莉栖「ち、ちなみにどんなSSを書いた事あるの?ギャグ系?シリアス?」

紅莉栖「も、もしかしてオカクリ、とか……?」

岡部「ハァ?助手よ、頭がおかしくなったのか?」

岡部「狂気のマッドサイエンティスト、この鳳凰院凶真が正道のオカクリなど執筆する訳が無かろう」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/28(月) 10:14:46.05 ID:GruI7hr70
紅莉栖「な、なによ!正道、王道の良さが分からないとか、岡部の方こそ脳に異常があるんじゃないの!?」

岡部「ククク、だから助手は天才止まりなのだ!」

紅莉栖「な、何ですって!?」

岡部「確かに王道は王道であるが故に面白い、それは認めよう」

紅莉栖「なら何も問題無いじゃないの」

岡部「だが一つ、大事な事を忘れている」

紅莉栖「大事な事?」

岡部「ここは……何処だ?」

紅莉栖「何処って、そりゃ@ちゃんのVIP板で……ハッ!?」

岡部「そう……VIPで王道とは即ち邪道ッ!!」


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岡部「まゆりルート経由でシュタインズゲートに到達したら修羅場になった」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 12:26:56.49 ID:+/iQlOsS0
岡部(紅莉栖の事を諦め、まゆりと共に生きていこうと決めて俺はまゆりに告白した)

岡部(まゆりも喜んで俺の告白を受け入れてくれた。そして初めてのデート当日、鈴羽から例の電話がかかってきた)

岡部(紅莉栖を助ける事が出来るかもしれない。俺はその賭けに乗った。思えば、あの時、初デートを邪魔されたまゆりはどこか不機嫌そうだった……)

岡部(そして紅莉栖をこの手で殺し一度の失敗を経て、自ら刺される事を代償に俺はこの未知の世界線シュタインズゲートに到達した)


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 12:35:52.74 ID:+/iQlOsS0
岡部(ナイフで刺された俺は直ぐに入院する事になった。入院中は周りの世話を全てまゆりにして貰った)

岡部(その礼として、俺は退院後にまゆりと一緒に買い物に付き合うと約束をした。あの時のまゆりはとても楽しそうに笑っていた)

岡部(退院後、約束通りにまゆりと買い物をした。秋葉原の街を色々と周り、中々楽しかった)

岡部(問題はその帰り道だった。俺はあいつと、紅莉栖と偶然再会した)

岡部(まさかまだ日本に居るなんて思ってもなかった。とっくアメリカに帰っているのだと)

岡部(だが、あいつはずっと俺に礼をしたいと、その一心で一月近くも探し回っていた。俺は気づけば紅莉栖を抱き締めていた……繋いでいたまゆりの手を離して)


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 12:49:08.51 ID:+/iQlOsS0
岡部(俺は紅莉栖と大事な話があると言ってまゆりを先に帰らせた。以外と素直にまゆりは俺の言葉に従ってくれた……しかしここで気付くべきだった。あの時まゆりは俺ではなく、紅莉栖の顔を無表情でじっと見つめていた事に)

岡部(紅莉栖と二人になり、俺は彼女をラボに招いた。ダルはフェイリスに会いに行っていた為、ラボには誰もいなかった)

岡部(ラボに付いた時点で紅莉栖は何故か懐かしいと感じると言っていた。リーディングシュタイナーは誰しもが持つ能力だと、俺は確信した)

岡部(俺が移動してきた数々の世界線、タイムマシン、リーディングシュタイナー、俺は彼女に全てを思い出して欲しい為にそれらの話をした)


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拓巳「秋葉原に行こう」岡部「ラボメンを募集するか」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/20(日) 17:40:45.07 ID:POxbfsEh0
拓巳「今日は秋葉原に行こう」

梨深「タク出かけるの?」

拓巳「うわぁ!い、いつからいたの?」

梨深「おはよ、タク!」ビシィ!

拓巳「か、勝手に入って来ないでよ…」

梨深「ごめん…鍵空いてたから…たはは」

拓巳「……」

梨深「たはは…そ、それより!出かけるんだよね?あたしも行っていいかな?」

拓巳「あ、秋葉原に行こうと思って…」

梨深「へぇ~休みの日にタクが出かけるなんて珍しい…」

拓巳「き、今日は秋葉に行きたい気分なんだよ!」

梨深「そっか。じゃあ行こ!」

拓巳(何時の間にか梨深も行く事になったでごさる…)

梨深「ほら、タク!早くぅ~」

ガチャ


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/20(日) 17:41:45.28 ID:POxbfsEh0
岡部「そろそろ、新しいラボメンを募集しよう」

紅莉栖「岡部?」

岡部「クリスティーナ、ラボメンを募集しよう!」

紅莉栖「え!?なんでまた急に?」

岡部「最近、研究がマンネリ化している!ここらで新しい人材を取り入れれば研究の幅も
拡がるに違いない!」キリ

紅莉栖(研究ってあの変なガジェット作ること…よね?)

岡部「それに…俺もいつまでも、ここにいるわけにはいかない」

岡部「俺やダルが卒業した後、まゆりやルカ子が淋しくならぬよう!今からラボメンを増えしておかねば!」

紅莉栖「ふ~ん(なんだ結局まゆりの為か…)」

岡部「な、なんだと言うのだ!?」

紅莉栖「別に?まぁ、そう言うことなら手伝ってあげてもいいわよ?」

岡部「??…そうか…では早速出かけるとしよう。助手よ」

紅莉栖「はいはい…って助手でもクリry…ちょ、おいてかないでよ!」

ガチャン


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/20(日) 17:43:54.71 ID:POxbfsEh0
拓巳「ふぅ…やっと着いた」

梨深「やっぱり、人多いね。ってタク!?大丈夫?」

拓巳「うん、ちょっと…休憩しない?」

梨深「了解」ビシィ!

拓巳「じゃあ…マクディでいいか…」

ガシャー

拓巳(うわ…人多いな…やっぱり休日に家をでるんじゃなかったorz)

梨深「うわぁ、混んでるね。とりあえず注文して席探さないと…」

拓巳(ふぅ…なんとか座れた)

???「あ、おにぃ!」


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紅莉栖「肝試し大会とかw」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 17:02:02.93 ID:36/V/7SgO
倫太郎「なに? 肝試し大会……だと?」

俺の聞き返しに、ルカ子は、コクコクと頷いた。

るか「は、はい。 その……うちの神社が秋葉原の街興しイベントとして主催するんですけど…」

神社が肝試し大会を主催するとは、なんとも身も蓋も無い話だ。

しかも、随分季節はずれじゃないか?

まあ、こいつの父親ならば、やりかねないか…。

倫太郎「それで……いつやるんだって?」

るか「えっ? 凶真さん、もしかして参加してくださるんですか?」

倫太郎「……いや、まだ決まった訳ではない。 他のラボメン次第だろうな」

るか「そう、ですか…。 あの、パンフレットを置いておくので、皆さんにもよろしくお伝え下さい」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 17:03:45.20 ID:36/V/7SgO
差し出されたパンフレットには、おどろおどろしい赤文字で開催日時や場所などが書き連ねられていた。

それを受け取って、端から端までザッと目を通してみる。

日にちは来週の土曜日……場所はラジ館……か。

他には、下手すぎて逆に怖い、ろくろ首?のイラストが右下のスペースを独占している。

…恐らくはルカ子が書いたのだろう。

これは在る意味評価に値する。 見るものに疑問と恐怖を同時に投げかけるという呪いの絵だ。

車の運転中などに見ると、必ずや交通事故が発生するだろう。

まさか、ルカ子も“機関”の放つ絵画系の能力者だとでも言うのか?

いや、それはないな。 ないない。 だってルカ子だ。

……ただ、このパンフ一つをとってみても、漆原親子の頑張りが目に浮かぶ。


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岡部「このDメールを消したら、まゆりがマッチョになる………」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 22:09:42.63 ID:HtOmSbNl0

昨日暇だったので、前作

α岡部「誰だ貴様は!?」岡部(しまった!!)

の続編を書いてみました

※前作の前半に出てくる「α岡部」は全部「β岡部」の誤植です。
 今回は、その「β岡部」を「岡部」にして主人公にしたものです。
 ややこしくてすみません


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 22:11:06.83 ID:HtOmSbNl0


岡部(まゆりを助けるためにDメールを消し続けて、遂に最後のDメールにたどり着いた)

岡部(だが思い出した。そのメールは………)

岡部「……なぁダル、SERNに捕えられた、このメールの内容を覚えてるか?」

ダル「え? ああ、確か「ラジカンで俺が刺されたみたい」ってやつっしょ?」

ダル「さすがにあれはもう中二病ってレベルじゃないっしょ」

岡部(そう、俺のいた世界線では俺のクローンが死んで、その原因はおそらく………)

岡部「………すまない、そのメールを消すのは、今日はやめよう」

ダル・紅莉栖「!?」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 22:13:30.27 ID:HtOmSbNl0

紅莉栖「どうしたの、岡部?」

ダル「ちょ、ここまできてビビるとかオカリンマジチキン」

岡部「……………」

紅莉栖「………言ってみなさい、何があったの?」

岡部「………あっちの世界線ではラジ館で俺のクローンが死んでいた」

紅莉栖「クローン!? ちょっと待って、それってどういう…」

岡部「だが、問題はそこじゃないんだ」

岡部「それだけならどんなによかったことか……」

紅莉栖「!? それ以上に大きな問題があるっていうの?」

岡部「実は、あっちの世界線ではまゆりが………」

紅莉栖「………まさか、あっちの世界線でもまゆりが死んで…」


岡部「まゆりが………マッチョなんだ」

紅莉栖 ( ゚д゚)

ダル「…………日本語でおk」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 22:14:22.11 ID:HtOmSbNl0

岡部「ちくしょう、なんでだよ」

岡部「俺に、選べってのかよ………死んだまゆりか、マッチョなまゆりかを!!」ガッガッ

紅莉栖(何が何だかわからない…………)

紅莉栖「…………いや、ぶっちゃけ岡部が何を言ってるかわからないけどさ」

紅莉栖「何ていうかその、岡部にとってのまゆりっていう存在はその程度のものなの?」

岡部「!? それはどういう…」

紅莉栖「そっちの世界線でまゆりの見た目がどうなのかは知らない」

紅莉栖「でも、どんなにマッチョでも、まゆりはまゆりなんでしょ?」

岡部「!!」

岡部「………ああ、そうだったな」

岡部「何を迷ってたんだろうな、俺は」

岡部「ありがとう紅莉栖、目が覚めたよ」

紅莉栖「………あ、そう、それは良かった」

紅莉栖(何かもうツッコむのも面倒くさいわ)


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